ダイエットサプリで動悸が激しくなった
ダイエットサプリは食品だから副作用はないのでは？と思われるかもしれませんが、ダイエットサプリを使用して副作用を起こす場合は実際にあります。
個人差がありますが、現在報告されている中にα-リポ酸による低血糖症状があります。
低血糖は糖尿病の人などにおこる発汗、震え、動悸、失神などの症状ですが、病歴もなくインスリン投与もしていないのに低血糖を起こしてしまう自発性低血糖症と呼ばれる症状がα-リポ酸含有のダイエットサプリを飲んだ人が起こす事例がありました。
また、中国原産の「麻黄（マオウ）」という植物を使用したアメリカのダイエットサプリを服用した人が食欲不振、血圧上昇、気管支拡張、発汗、動悸などの症状をおこしました。 死亡者もでたため大変な社会問題となりました。
特に海外産のハーブなどを使用したダイエットサプリの場合、日本人には適していない場合もありますし、肝臓などの内臓系に問題を起こしてしまうと治療に時間がかかりダイエットどころの話ではなくなってしまいます。
もし、発汗、動悸など少しでも異常な症状を感じたらすぐにダイエットサプリの使用をやめそのサプリを持って医師の診断を受けてみるのが良いでしょう。
海外産のものはその国の人の体格に合わせて作ってあり、日本にはない種類の植物もあるため海外仕様の処方のまま日本人が口にするには危険を伴うということも併せて考えていきたいところです。
また、漢方薬としても使用されている高麗ニンジンですが、過剰に摂取してしまうと血行が良くなるため高血圧の人は動悸や息切れを起こす場合があります。
非常にまれですが心臓発作や脳溢血などを起こすことがありますので、決められた使用量を守り、血圧が高めの人は医師と相談をしてから飲むようにしましょう。
